※講演資料をプログラムに掲載しましたので、ご覧ください。
開催趣旨
J-PARC MLFの利用促進として、すでに共用ビームラインの紹介動画をウェブ上で公開していますが、各ビームラインで測定されたデータをどのように可視化・解析し、論文とするかはまだ十分に紹介していません。
本ワークショップでは、昨年開催した第25回CROSSroads Workshop「データ解析ソフトウェアの紹介」に引き続き、中性子の利用経験はあるものの、経験のないビームラインを使うことを想定した最初の一歩として、ビームラインで得られるデータの可視化ソフトウェア、データの解析ソフトウェアの利用例を紹介します。大学や企業でこれからJ-PARC MLFを利用して研究を始めようとする研究者が、このようなデータ解析例を予め知ることができれば、ビームラインへの課題申請や、また採択された実験を行い易くなります。最後に全体討論の時間を設けましたので、ぜひ皆様のソフトウェアへの要望をお聞かせください。
また本ワークショップの各講演は後に動画としてWEB上で公開しますので、測定後もソフトウェア利用法の確認ができます。さらにこれまでの枠にとらわれない、新しい測定手法への挑戦にもつながることを期待します。
開催日時
2022年10月14日(金) 9:30~15:40
*Zoom接続開始 9:00~より開始予定
開催形式
Zoomによるオンライン
プログラム
プログラム | |
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9:30 ~ 9:40 | 開会挨拶:社本 真一(CROSS) |
座長:稲村 泰弘(JAEA) | |
9:40 ~ 10:20 | PLANETで取得した高圧結晶・非晶質散乱データの解析 講演資料 服部 高典(JAEA) |
10:20 ~ 11:00 | 空蝉を用いた大観におけるデータリダクション 講演資料 大石 一城(CROSS) |
11:00 ~ 11:30 | 中性子反射率法の原理とデータ解析ソフト『Motofit』 講演資料 阿久津 和宏(CROSS) |
11:30 ~ 12:00 | 磁性薄膜の偏極中性子反射率データ解析 講演資料1 講演資料2 講演資料3 講演資料4 講演資料5 花島 隆泰(CROSS) |
12:00 ~ 13:00 | 休憩 |
座長:大石 一城(CROSS) | |
13:00 ~ 13:40 | RMC++(非晶質構造解析) 講演資料 森 一広(KEK) |
13:40〜14:20 | GUI-RITS(ブラッグエッジイメージング解析ソフト) 講演資料 及川 健一(JAEA) |
14:20 ~ 15:00 | VESTA(磁気構造の可視化) 講演資料 門馬 綱一(国立科学博物館) |
座長:社本真一(CROSS) 全体討論(ユーザーからの要望と最新のソフトウェアの展開) | |
15:00 ~ 15:30 | MLFのソフトウェアサポートの現状 講演資料 稲村 泰弘(JAEA) |
15:30 ~ 15:40 | 閉会挨拶:柴山 充弘(CROSS) |
参加申し込み
参加申込の受付は終了しました。
運営組織
主催
(一財)総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
共催
J-PARCセンター
協賛
J-PARC MLF利用者懇談会
中性子産業利用推進協議会(IUSNA)
日本中性子科学会
世話人
(一財)総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
社本 真一
E-mail:s_shamoto[at]cross.or.jp *[at]を@に置き換えてください。
Tel:029-219-5300
問い合わせ先
CROSSroads Workshop事務局
(一財)総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
大内 薫
E-mail:suishin-event[at]cross.or.jp *[at]を@に置き換えてください。
Tel:029-219-5300 Fax:029-219-5311