HEVやEVのような環境対応自動車のキーデバイスと期待されるLiイオン電池は、高容量化や大電流化などの高性能化だけでなく、高信頼・高安全性と低コスト化が強く望まれている。これらを実現するため、国内では国主導の大型プロジェクトがいくつか推進されており、産官学連携で活発な研究開発が進められている。そこで今回は、放射光や中性子などの量子ビームによる構造解析の観点から、こうしたプロジェクト成果を中心に、材料・部材から電池構造までのマルチスケールでの二次電池構造解析研究の最前線を紹介する。
開催日時
2016年1月12日(火) 10:00~16:50
場所
研究社英語センター
〒162-0825 新宿区神楽坂1-2
Tel: 03-3269-4331
JR中央・総武線飯田橋駅西口徒歩約3分
東京メトロ南北線・有楽町線飯田橋駅B2a、B3出口徒歩約7分
申込方法
下記の内容をご記入のうえ、メールでお申し込みください。
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(1) お名前
(2) ご所属
(3) ご連絡先 (電話番号、メールアドレス)
(4) 懇親会に 参加する / 参加しない
*懇親会への参加を当日キャンセルされた場合、会費をいただきますのでご了承ください。
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【申込み、問い合わせ先】
中性子産業利用推進協議会
事務局 大内 薫
Email: info@j-neutron.com
交流会
近くの地ビールダイニング「ラ・カシェット」で交流会を開催します。施設側とユーザーのざっくばらんな意見の交換の場になります。是非ご参加ください。
参加希望者は事前に登録してください。当日も受け付けます。
会費: | ¥3,000 |
時間: | 17:10~19:10 |
会場: | 神楽坂 ラ・カシェット 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-10 三経第22ビル3F |
テーマ
量子ビームによる二次電池構造解析研究の最前線 -材料・部材から電池構造まで-
プログラム
司会 : 研究会幹事 神山崇 (KEK)
10:00 – 10:05 | 開会挨拶 | 研究会主査 菅野了次 (東京工業大) |
10:05 – 10:30 | J-PARC/MLFにおける中性子産業利用の現状 | 林 眞琴 (茨城県) |
10:30 – 10:55 | iMATERIAにおける電池材料研究 | 石垣 徹 (茨城大) |
【基調講演】 | ||
10:55 – 11:55 | 二次電池材料構造解析の最前線と今後の展望 | 菅野了次 (東京工業大) |
11:55 – 12:55 | 昼食 | |
12:55 – 13:35 | 放射光を用いた蓄電池合材の不均一現象解析 | 内本善晴 (京都大) |
13:35 – 14:10 | SPICAによるLiイオン電池研究の成果 | 米村雅雄 (KEK) |
14:10 – 14:45 | Naイオン電池用正極材料の特性と構造解析 | 駒場慎一 (東京理科大) |
14:45 – 14:55 | 昼食 | |
14:55 – 15:35 | 結晶PDF構造解析で何がわかるか-手法と実例- | 大友季哉 (KEK) |
15:35 – 16:10 | 固体電解質材料における不規則構造のPDF解析 | 森 一広 (京都大) |
16:10 – 16:45 | Liイオン電池のパルス中性子イメージング | 木野幸一 (北海道大) |
16:45 – 16:50 | 閉会挨拶 | 林 眞琴 (茨城県) |
主催
中性子産業利用推進協議会
茨城県中性子利用促進研究会
総合科学研究機構 東海事業センター (CROSS東海)
J-PARC/MLF利用者懇談会